ACT.01
小さなキャップが救う小さな命
私たちの大切な地球は美しい自然環境と貴重な資源を提供してくれます。
しかし私たちの生活スタイルや消費行動は、地球に負荷をかけている現実があります。
そこで私たちは、ふくわっかプロジェクト(SDGs活動)の一環として「エコキャップ運動」に取り組んでいます。
小さなキャップを通じて、地球環境とそこに暮らす人々に幸せの輪(福・輪っか)を広げることができれば、そんな想いを込めています。
エコキャップ運動の3つの目的
1.リサイクルの促進
エコキャップとは、プラスチック製のボトルや容器のふたのことです。
一見小さなキャップですが、エコキャップはリサイクル可能な素材で作られており、リサイクルによって新たな製品に生まれ変わる可能性を秘めているのです。
私たちは社内の数カ所にペットボトルキャップの回収BOXを設置し、不要になったペットボトルのキャップを汚れがないように洗って回収しています。
これによりキャップは廃棄物として扱われずリサイクルの対象となります。
2.CO2の削減
回収したエコキャップはリサイクル業者に持ち込まれ、そこでリサイクル素材として活用されます。
この循環によって、キャップをゴミとして焼却することを避けることができ、CO2の排出量を削減することにもつながります。
3.世界の子どもたちにワクチンを届ける
さらに、リサイクル素材の売却益は「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付されます。
世界では1日4,000人の子どもたちがワクチンがないために命を落としています。
エコキャップ運動によって、世界中の子どもたちがワクチン接種を受ける機会を得ることができるのです。
活動実績と今後の目標
従業員や関係者の皆様のご協力のおかげもあり
私たちがエコキャップ運動を開始した2021年10月から2023年3月までの間に
約24kgのエコキャップをリサイクル業者に持ち込むことができました。
エコキャップ約2kgで1名分のワクチンとなるため、この活動を通じて12名分のワクチンを作ることができました。
決して大きな数字ではありませんが、私たちの日頃の小さな行動によって世界の小さな命を救うことができる、そのことを実感しています。
今後のさらなる展望としては
タカヤ商事の従業員数と同じ「300名分のワクチンを届ける」ことを目標値として設定し
エコキャップ運動を推し進めていきたいと考えています。
エコキャップ運動は私たちだけでなく皆様のご協力も不可欠です。
家庭や職場で使い終わったエコキャップのリサイクルを是非ともお願いします。
また、エコキャップ運動への参加を広めるために、SNSやメディアで情報をシェアしていただけると幸いです。
小さな行動は大きな地球の未来を築く原動力となります。